Q:創業以来給与計算など事務を行ってくれた事務員が定年退職する。どうしたらいいか?
こんにちは!四日市市の頼れる社労士
水谷直樹です!さて、今回のご質問は、
Q:創業以来給与計算など事務を行ってくれた事務員が定年退職する。どうしたらいいか?
なのですが。。。
まず、会社を経営されている方なら、この悩み、すぐに共感されると思うのですが、従業員の方や、まだ、専従者(家族の方を社員にしている)のみの方には、いまいちピンと来ないかもしれません。
まず、一番心配な事、それは、
①守秘義務の問題です。
「創業以来」会社で働いて来てくれた。
それは、言い換えれば、もう会社が良い時も、悪い時も支えてくれた方です。
経営者は、当然、この様な方を、家族同然に信頼しています。
たとえ、事務と言えど、全てを信頼して任せていたはずです。
その方が辞める。となると、一体、誰に後任を任せていいのか、悩むのは当然なのです。
具体的には、
・新任の方は、社員の給料の中身を全て把握することになります。当然、口の堅い方でないといけません。
・社員のお給料と言うのは、意外と繊細な問題です。
・誰のお給料が高く、低いか。
などは、経営者としては、社員の精神的安定のためにも、不用意に知られたくは、ありません。
②会社の経営状態を外に知られたくない。
別に、悪いことをしている。というわけでは、無いのです。
会社の状況をまだ良く把握していない方に、残業代の事や、経営時間等を、口外して欲しくは無いのです。
このように、古参の従業員の退職というのは、経営者に不安を抱かせるものなのです。
そこで、今日のA(アンサー)です!
A:社員の給与を社員が知るということは、トラブルの元となりできるだけ避けるべきだと思われます。
・給与計算を社会保険労務士などにアウトソーシング(外注)してチェックだけを幹部が行う形にすればこれまでの業務量を増やすことなく、秘密保持が出来ます。
・ハローワークや年金事務所などの他の業務も社会保険労務士にアウトソーシング(外注)することで、今まで通り、しかも速やかに!本業に専念することが出来ます!
★ポイント!
給与計算・ハローワークや年金の手続き・守秘義務の要するものは、社労士に外注する!
いかがでしたか?
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